モノづくりの原点。
より良い製品のためにチーム一丸となれる。
NGUYEN THI MINH CHAU
グエン ティ ミン チョウ
第二技術本部 第一技術部 精機第一Gr
2019年入社
壁を越えていく
ベトナムから来日して3年目。もともと日本の進んだモノづくり技術に憧れがあり、いつか日本で働いてみたいな。そんな風に思っていました。
数ある会社の中から私がヤスナを選ぶ大きな決め手となったのは、業界他社と比べたときにより多くの設計分野を手がけている所と年間の設計製作量です。
プロフェッショナルな環境に身を置くことで、自分自身を高めていきたかったのです。
意気揚々と来日しましたが、最初にぶつかったのはやはり言葉の壁。
ベトナムにいるときから日本語の勉強をしていたものの、私が最初に配属されたのはヤスナの本社がある兵庫県。会話はほとんど関西弁です。それは、覚えてきた日本語とはまるで別の国の言葉のように聞こえてきました。言葉が通じない不安を少なからず抱きながらも、新しいページをめくるような希望に満ちた私の挑戦が始まりました。
ヤスナだから見えた景色
そんな中で励みになったのは、教育係をしてくれていた先輩や上司たちの優しさです。
私にも日本語がわかりやすいように、なるべくゆっくりと標準語で、根気強く話してくださいました。慣れない間は、日用品の買い物にまで付き添っていただくこともありました。
周りの皆さんの心配りが胸に沁みたことを覚えています。
感謝を噛みしめながら、日々の原動力となったのは、私が設計という仕事が大好きだということ。
設計は、細やかな注意を払わなければならず、とても緊張感がある仕事です。しかし、その緊張感を乗り越え、達成感を積み重ねることがたまらなく楽しい。
ヤスナの幅広い設計分野が、私の幅広い経験となる。それは、ここでしか味わえないと思います。ちなみに今では、関西弁もすっかり習得できました。来日した頃の不安だった自分に教えてあげたい。頑張ってきたからこそ見える景色があるよ、と。日本での任期を終えてベトナムの現地法人に入社するその日まで、私はまだまだ成長を続けます。
※社員の所属部署は取材当時のものです